ほどよい日々を過ごしたい

好きな刺し子についてのブログです

枡刺しの針目の変化(2019年、2022年、2024年)

みなさんこんにちは。
今回は、枡刺しの刺し子ふきんの動画を配信しましたので、その内容をブログにまとめようと思います。
同じ刺し子糸で、同じ模様を刺し子しているのですが、2019年、2022年、2024年にそれぞれ刺したふきんの針目の変化について話をしています。


YouTube配信



今回配信したYouTubeはこちらになります。


www.youtube.com



配信内容



いつもは一つの模様を決めて、その刺し子ふきんが完成するまでを何回かに分けて動画にしています。
今回はちょっと違っていて、過去に刺し子したふきんの針目をじっくり見ていただきながら、その違いで感じたことを話しています。

結論を先に言いますと、2022年と2024年はあまり変わりはないです。
2022年の時点でこういうところを気にかけようというこだわりが確立されているのかなと(この模様に関しては)感じることができます。

一方、2019年と2024年を比較するとだいぶ変化が見られます。
2019年のふきんは裏をそこまで気にかけてないということが、針目を見るとわかってきます。自分で線を引いてのはじめて刺し子したふきんなので当然といえば当然ではあると思います。

2019年のふきんの裏

一方、2024年のふきんを見ると、針目のバランスが表と裏もほぼ同じように刺しています。
そして裏のクロスのバランス、ここをだいぶ気にかけているなということがわかります。

2024年のふきんの裏

これは模様刺しであり、なおかつ実線を自分で針目を決めて刺し子しているからこそ、より違いが見えてきます。

この実線を刺し子しています

この時期にはこういう仕立てをしていたんだな、とか、
この時期にはここにこだわるようになったんだな、とか。

手縫いだからこそ、より針目に現れています。その人らしい刺し子とか、手仕事だなということを実感します。

ちなみに2024年の針目を見ながら思ったことは。もしまた刺すのであれば、裏のクロスを控えめにしてなおかつバランスよく刺したいな、ということです。
次はこうしたいという思いが浮かんでくるので、本当に刺し子に終わりはないなぁと感じたりもします。

あと私の今の好みの刺し子ふきんとなりますと、裏も表も同じように模様がきれいに見えるふきんです。なので教科書的に言えば違うかもしれませんが、自分が刺し子していると表も裏も針目の間隔はだいぶ近いです。

どういう刺し子が好みなのかというのも、自分が刺し子を刺し続けた積み重ねたふきんがあるからこそ見えてくるのかなと思います。

それは必ずしも、自分の中だけで湧き上がってくるだけではなく、もしかしたらどなたかの刺し子ふきんを見ることによって、憧れだったり目標だったり、という感情がブレンドされて形作られるのかもしれません。

ということで今回は、2019年、2022年、2024年の針目を比較して感じたことについてお話ししてみました。
動画の最後の方では、次回の刺し子ふきんの模様についてもお話ししています。

以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その7

こんにちは、snowです。
十字花刺しの制作過程の動画を配信しましたので、その内容をブログにもまとめてみようと思います。

今回配信した動画でやっと十字花刺しを完成することができました!
ホッとしています☺️

YouTube配信



今回配信したYouTubeはこちらになります。

www.youtube.com


配信内容


動画の全体的な流れとしては
外枠を縁飾りをして、その後完成した刺し子ふきんを紹介しました。
縁飾りをするときの私が気にかけているポイント、また十字花刺しを刺し子をしてみての全体的な感想も話をしています。

まず、縁飾りで私が気にかけているポイントは2つです。
針を持つ時になるべくクルクルしない。
角をしっかり出すように気にかける。

1つ目の針をクルクルしないに関しては、針を持つ手を意識します。

クルクルしてしまうことで糸が絡まりやすくなることが心配なので、針を持つ位置を一定にすることを心がけています。

2つ目。角をしっかり出すことに関しては、動画内では図に書いて説明をしています。
外枠の針目の位置によって、縁を飾るときのポイントが変わってきます。
文章で説明するのは難しいので、このあたりは動画で確認していただければと思います。

前回柿の花、今回十字花刺しを刺し子することによって、一目刺しの良さを改めて実感しました。
一目刺しは糸が晒の上を均一に通っていきますので、より刺し子の本来の意味である布の補強を感じることができました。
刺し子すればするほどに晒が育っていく感覚を、実際の自分の手で感じることができてよかったです。

こちらが完成した刺し子ふきんです

また刺し子する過程において、縦横斜めの接点に関してどこまで気にかけるかが悩みどころではありました。
接点がきれいにつながればつながるほど、模様はきれいに浮かび上がります。
一方でそこを気にかければかける程に、運針のリズムを楽しむことが非常に難しくなる可能性も出てきます。

いろいろ考えつつ私が今回こうしようかなぁと思ったのは、
多少裏に隙間ができることも、ある部分では受け入れ、運針のリズムを楽しむように刺し子するということです。
そのため、この模様を選んだ時の想定よりは早く刺し子を進めることができました。

表のアップ
裏のアップ

とにもかくにも、完成するまで動画にできてホッとしています。

今回は紺系の落ち着いた糸で刺し子しましたので、次回は赤系の糸で刺し子をして雰囲気の違いを楽しみたいなとも思っています(まだ先だとは思いますが)。

以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その6

こんにちは、snowです。
十字花刺しの制作過程の動画を配信しましたので、その内容をブログにもまとめてみようと思います。
本当でしたら、今回の動画で完成するはずだったのですが、ある程度時間をいただいて話したいことがあったので、糸処理までにしました。

YouTube配信



今回配信したYouTubeはこちらになります⬇

www.youtube.com


配信内容



刺し子部分は全部刺し終わりました。
一通り洗って、乾かして、アイロンをかけています。
ですので、すでにプリントされていた模様は消えています。

また、周りをぐるっとこの字とじにしています。

糸切りバサミは私が気に入っている熊の糸切りばさみを使用しました。
私はくま吉くんと呼んでいます。

ぐるっと一周表裏と糸処理をしながら、今回は最近始めたライブ配信の話をしました。

ライブ配信は3月30日からスタートしました。
平日早朝の不定期朝6時半から7時に行っています。

なぜ始めたのかというのは、4月から私の生活環境が変わったからです。
また、YouTubeの投稿を始めて2年経ちました。
ここでさらに一つ挑戦することを増やしたかったというのもあります。

早朝の時間なのは、
スマホで配信しているので誰からも連絡が来ない安心できる時間だから、
何か機材トラブルがあったとしても人が見ているのが少ない時間帯だから、
私自身の生活のリズムを整えたいから
という理由になります。

内容は黙々と、その時に選んだ刺し子ふきんを刺し子しているだけのライブ配信です。
時折話したりもしていますが、基本は黙々と刺し子をしています。

収録の動画では刺し子しながら話すことが多いので、
ライブ配信では逆に黙々と刺し子をしようかなと思いました。

一緒に刺し子をしていただいたり、ながら見したり、自由にご活用いただけましたら幸いです。

十字花刺しのふきんの方は次回配信する動画で完成するのではないかと思います。
以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その5

みなさんこんにちは、snowです。
十字花刺しのYouTubeを配信しましたので、今回はその内容をブログにまとめようと思います。

動画を見ていただければわかるのですが、だいぶゴールが近づいてきました。
この模様を選んだ時は、正直完成までいけるかなと心配だったのですが、思ったよりスムーズに刺し進めることができました。
柿の花より早く進んでいることが、自分でもビックリでした。

YouTube配信



今回の動画はこちらになります⬇︎


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配信内容



動画では前回の動画の振り返りを話して、その後、斜めの続きを刺し子しています。

途中で挫折してしまったふきん



刺し子をしながら、過去に挫折した刺し子ふきんの話になりました。

挫折した理由の一つとして挙げられるのが、私の場合は糸の太さでした。
(何度も挫折はしています。今回はあくまで一例として糸の太さに関する要因をあげました。)

今回十字花刺しで使用した刺し子糸は何度も使ってきた糸です。
なので、引き加減もある程度わかった上で刺し進めることができます。

一方で、今回の糸以上に太い刺し子糸、もしくは使い慣れていない糸だと、引いた時の加減が分からず、ストレスに感じました(これはあくまで当時を振り返っての話です)。

結局「これはちょっと・・・」と思って挫折してしまいました。

今思えば、晒の持ち方、動かし方を工夫すれば針を引くときのストレスは軽減できたかと思います。

今だったらなんとなく想像がつくんですけどね。
糸の太さで挫折してしまったのは、4年くらい前の話です。


刺し子についてのYouTube配信



あとは、
YouTubeで刺し子の配信を続けていく中で思うことも、後半では話しています。

私は自分が楽しいと思えることを動画にしていきたいと思っています。
また、私は刺し子をしながら話すタイプの動画を投稿しています。手を動かしつつ話すことによって、それは記録となり、少なからず自分の記憶の中にも残りやすいです。

話していることの方が後から思い出しやすいです。
あの時こういうことを気にかけながら刺し子したなとか、それを動画で話したなとか、頭に浮かんだりします。
それは過去の積み重ねを今後に活かすためにはとても役立つことではないかなと思っています。

(今回はたまたまYouTubeをやっていたから思ったことという文脈で話しましたが、私は刺し子用のノートもあります。例えばそういうノートに気づいたことを記録しておくことも一つの方法だと思います。)

あとは話し続けてきたことによって、自分の好みの傾向がわかってきた気がします。

私は一つの模様とじっくり向き合いながら、自分が納得できる刺し子ふきんを作り上げていくことがとても好きです。
いろいろ考え、試行錯誤していく過程も好きです。

話し続けることによって、より明確になってきました。

引き続き楽しみながら刺し子をやっていきたいと思います。
以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その4

こんにちは、Snowです。
ホビーラホビーレさんの十字花刺しの刺し子ふきんを制作している動画をYouTubeに配信しました。
この模様を刺し始めて4回目の動画になります。
今回はその内容についてブログに書こうと思います。

YouTube配信



前回からの続きで、今回も斜めラインを刺し子しています。


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配信内容



最近完成した刺し子ふきん(花七宝)


まずは十字花刺しと並行してで進めていた花七宝が刺し終わりましたので、そのふきんについて紹介しました。


気にかけるライン



ここからは十字花刺しのふきんの話です。
前回の動画でも話したのですが

運針を楽しみたい。
一方で縦と横のラインに接するように刺し子したい。

この2点についてどこまで気にするかを刺し子しながらひたすら考えていました。

今のところ、これが答えという意味ではないのですが、気にかけるラインの目安として、

1、多少裏に隙間が出ることも受け入れ、運針のリズム(楽しさ)を大事にする。
2、それでも接する確率を上げるため、裏の糸の流れをイメージした上で、針の進入位置と進入角度を気にかける。

ということを意識しながら刺し子しようかなと思っています。

文章にしてしまうと前回の内容と結局同じになってしまうのですが(^_^;)

刺し子しながらぐるぐる考えて、裏と表を交互に見ながら、針目を確認しながら、私の中でここまでだな、ここの辺りまで気にするかな・・・ということで出した結論です。

一目刺しの良さ



動画の後半では、たまたまそういう流れになったのですが、一目刺しの良さについて話をしています。
一目刺しは、刺せば刺すほど模様が浮かび上がり晒がポコポコしてきて、とてもかわいいです。

また均一に糸が通るので、晒がふっくらし、その上、丈夫になっていきます(刺し子とはそういうものではあるのですが、均一に糸が通る一目刺しだからこそわかりやすいのです)。

刺し子をしていくたびに「晒が育ってきたな☺️💕」と感じます。
その変化を実際に晒を触ることでより感じられるのが良いところであり、刺し子の楽しさでもあります✨

以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その3

こんにちは、snowです。
ホビーラホビーレさんの十字花刺しの刺し子ふきんを制作している動画をYouTubeに配信しました。
この模様を刺し始めて3回目の動画になります。
今回はその内容についてブログに書こうと思います。

YouTube配信



今回から斜めのラインに入りました。

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配信内容



縦と横のラインを刺し子するまでは比較的サクサクと刺し進めることができました。
ただ、斜めのラインに入ってきますと縦と横の針目に接する部分が出てきます。

ある程度運針も楽しみたい。
一方で、接点をきれいにつなぐことも考えたい。

この両方を考えると難易度が上がります。

針の進入位置と進入角度がどうであればその両方を満たせるのかがまだまだ分からず試行錯誤が続いています。

どの部分をどこまで気にかけるかは人それぞれだと思いますが、私は刺し子しながらこういうことを考えるのが楽しいのです。

まだまだわからないながらに、ここはポイントかなと思うのは裏の針目(裏の糸の通り)をしっかりイメージしながら刺し子をするということです。

今は針を進めるたびに、裏にひっくり返して針の通りを適宜確認しつつ刺し子を進めています。

この位置に刺すと、そして、この針の角度だとこのような針目になるんだ、というのをじっくりじっくり見ながら刺し進めています。

まだまだ刺し進めながら思うことは出てくると思いますので、次回の動画でも話していきます。

刺し子前の道具のセッティング



現在のお気に入りの刺し子道具のセットです。

コンパクトです

刺し子をする時は、このセッティングが定番です。

今回の動画で刺し子した部分の表と裏です。

以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その2

こんにちは、snowです。
ホビーラホビーレさんの十字花刺しの刺し子ふきんを制作している動画をYouTubeに配信しました。
今回はその内容についてブログに書こうと思います。

YouTube配信



十字花刺しの2回目の動画になります。今回から実際に刺し子をしています。


www.youtube.com


配信内容


ここまで刺してみての感想



十字花刺しの横ラインが刺し終わり、現在は縦ラインを刺しています。

前回、柿の花を刺したのですが、横ラインを刺し終わるまでだいぶ時間がかかったという印象が残っています。
一方、今回の模様の横ラインに関してはサクサク進みました。

その違いは、針目の幅の違いです。
今回の方が針目の幅が広いのでサクサク進みますし、糸を引くとき(晒から針を抜くとき)が楽でした。

また縦ラインを刺していっても、柿の花のように縦と横の接点がありません。
交差するだけなので、縦ラインに入ってからもサクサク進むことができています。

まぁ、今はいいのですが、多分斜めに入ってからですよね。難しいのは😅

斜めに入ってしまうと、縦ラインと横ラインに接する部分が出てきますので(全部接しますね)、うまく刺し子できるかが心配な部分ではあります。
そのあたりについては、たぶん次回の動画で話をするのではないかなと思います。

YouTube動画の字幕表示設定について



動画の後半では、YouTubeの動画の字幕設定の表示方法について話をしました。
ここからは刺し子に関する話ではなくなるので、余談だと思ってください。

前回の十字花刺しその1の動画から、私は動画内の文字起こしの文章を修正しています。
それまでも文字起こしはされていましたが、自動変換機能による文字起こしでした。
自動変換機能での問題点は、ところどころ漢字変換におかしな部分が出てしまうところです。

例えば、刺し子が「差し行」と表示されたり、ふきんが「付近」と表示されるという感じです。

そのように表示される部分を前回の動画から修正しました。
文字起こしの字幕を表示するかどうかは、動画を見ている方がご自身で設定を切り替えることができます。

こんな感じです。

Androidで見た場合です

ですので、字幕を使わない人にとっては、見た目上今までとは何ら変わりはありません。

字幕表示をするメリットですが、
例えば、音声にプラスして補助的にテキストを表示させたい場合、また、音を出せない環境においてYouTubeの動画を視聴したい場合に便利な機能です。

今回配信した動画では表示設定の方法をお話ししています。

もっと濃いペンを使えば良かったです・・・😅

また、YouTubeのヘルプページにも字幕のオンオフについて、また字幕表示のスタイルを変更したい場合の方法なども載っていますので、そちらのページもあわせてご参照ください。
こちら⬇︎
g.co

スタイルを変更するとこんな感じの違いになります(iPadの画面です)。

白に白なので見えにくいですね・・・
背景を入れたり変更できますよ

動画内ではスタイル変更の話まではできなかったのでご了承ください。上記にリンクしたヘルプページに変更方法は載ってます。

以上です。