みなさんこんにちは。
今回は、枡刺しの刺し子ふきんの動画を配信しましたので、その内容をブログにまとめようと思います。
同じ刺し子糸で、同じ模様を刺し子しているのですが、2019年、2022年、2024年にそれぞれ刺したふきんの針目の変化について話をしています。
配信内容
いつもは一つの模様を決めて、その刺し子ふきんが完成するまでを何回かに分けて動画にしています。
今回はちょっと違っていて、過去に刺し子したふきんの針目をじっくり見ていただきながら、その違いで感じたことを話しています。
結論を先に言いますと、2022年と2024年はあまり変わりはないです。
2022年の時点でこういうところを気にかけようというこだわりが確立されているのかなと(この模様に関しては)感じることができます。
一方、2019年と2024年を比較するとだいぶ変化が見られます。
2019年のふきんは裏をそこまで気にかけてないということが、針目を見るとわかってきます。自分で線を引いてのはじめて刺し子したふきんなので当然といえば当然ではあると思います。
一方、2024年のふきんを見ると、針目のバランスが表と裏もほぼ同じように刺しています。
そして裏のクロスのバランス、ここをだいぶ気にかけているなということがわかります。
これは模様刺しであり、なおかつ実線を自分で針目を決めて刺し子しているからこそ、より違いが見えてきます。
この時期にはこういう仕立てをしていたんだな、とか、
この時期にはここにこだわるようになったんだな、とか。
手縫いだからこそ、より針目に現れています。その人らしい刺し子とか、手仕事だなということを実感します。
ちなみに2024年の針目を見ながら思ったことは。もしまた刺すのであれば、裏のクロスを控えめにしてなおかつバランスよく刺したいな、ということです。
次はこうしたいという思いが浮かんでくるので、本当に刺し子に終わりはないなぁと感じたりもします。
あと私の今の好みの刺し子ふきんとなりますと、裏も表も同じように模様がきれいに見えるふきんです。なので教科書的に言えば違うかもしれませんが、自分が刺し子していると表も裏も針目の間隔はだいぶ近いです。
どういう刺し子が好みなのかというのも、自分が刺し子を刺し続けた積み重ねたふきんがあるからこそ見えてくるのかなと思います。
それは必ずしも、自分の中だけで湧き上がってくるだけではなく、もしかしたらどなたかの刺し子ふきんを見ることによって、憧れだったり目標だったり、という感情がブレンドされて形作られるのかもしれません。
ということで今回は、2019年、2022年、2024年の針目を比較して感じたことについてお話ししてみました。
動画の最後の方では、次回の刺し子ふきんの模様についてもお話ししています。
以上です。