ほどよい日々を過ごしたい

好きな刺し子についてのブログです

子持ち七宝その3

みなさんこんにちは。
今回は子持ち七宝の刺し子ふきんの続きになります。
youtubeに制作過程を配信しましたので、その内容をブログにもまとめていこうと思います。

YouTube配信


今回配信したyoutubeはこちらになります↓

youtu.be



配信内容



今回の動画では、これまで刺し子してきたルートを説明して、その後、曲線の続きを刺し子しています。

針目に関しては、結局その後も前回の動画で話した通りのバランスで刺し進めています。
今回刺し子した部分で一番気にかけたのは交点です。

糸の重なりが増えれば増えるほど、そのまま針を刺し進めるのはちょっと難しく、一回裏で針を抜いています(重なりが少なければそのまま刺し進めています)。

すでに通っている針目のバランスも意識しつつ、その針目と同じような間隔になるように刺し子していきました。

また、鋭角の部分もありましたので、キュッと向きが変わるように気をつけて刺し子しました。

裏側です

子持ち七宝の模様は初めてですが、今まで七宝は何度も刺してきたことがありますので、その時の経験がいかされているなと感じました。
たとえはじめての模様であっても、必ずしもゼロからのスタートではないな、と(前にも言ってますが)。

今回刺し子した部分は緩やかな曲線で刺し子がしやすいです。
一方で、今後刺し子していく小さな円の部分に関しては、今からちょっと大変そうだなと気になっています(汗)。

以上です。

子持ち七宝その2

みなさんこんにちは。
今回は子持ち七宝の刺し子ふきんの続きになります。
youtubeに制作過程を配信しましたので、その内容をブログにもまとめていこうと思います。


youtube配信



今回配信したyoutubeはこちらになります↓

youtu.be



配信内容


子持ち七宝の刺し子ふきんに入る前に、まずは最近の進捗状況について報告したいと思います。
その他で刺し子しているのは、まずは麻の葉です。

茶色とライトグレーの糸の組み合わせを試したかったので、刺し子しています。

あとは、変わり米刺しと変わり麻の葉3です。


変わり米刺しの方は完成していて、変わり麻の葉3は刺し始めたところになります。
この2枚は、ライブ配信で制作していた刺し子ふきんになります。

ここからは子持ち七宝の刺し子ふきんについてです。

写真の曲線部分を刺し子していきました。
緩やかなカーブなので、刺し子しやすいです。

現在は、針目の間隔を試行錯誤中です。
交点から次の交点の曲線の間に小さい円が重なることによって、ちょうど3分割になります。

ここに4目4目4目ずつ入るように刺し子していこうかなと、今のところは思っています(刺し進めて実際の針目を見つつ決めていこうと思います)。

今回は刺し始めたばかりですので、
今後は交点部分の糸の重なり、バランスに注意していこうと思っています。
以上です。

子持ち七宝その1

みなさんこんにちは。
今回から子持ち七宝の刺し子ふきんを作っていきます。
youtube に制作過程を配信しましたので、その内容をブログにもまとめていこうと思います。

子持ち七宝は「刺し子のきほん」を参考にさせていただきました。


youtube 配信



今回配信した youtube はこちらになります⇩

www.youtube.com


配信内容



今回はこちらの模様の1回目の動画ですので、模様を晒に写すまでのざっくりとした流れを話しました。
私は初めて刺し子する模様に関してはプロジェクトペーパーに実際のサイズに描いてみることが多いです。

なぜなら・・・、
一回紙に描いて全体的な雰囲気を見たい。
晒に描く前の練習になる(うっすら方眼があるので描きやすい)。
模様の配置やバランスを考えたい(必ずしも本と同じサイズを晒に写すわけではないですので)。
このような理由でいったん紙に描いています。

プロジェクトペーパーは1枚半使います(B4サイズです)。
1枚だけで実際のサイズを描くとおさまりきりません。そのため、半分に切った紙を5mm方角のパターンを崩さないようにテープ糊で貼り付けて継ぎ足しています。

今回は本の模様よりも全体的に1センチ広げたサイズにしました。 それを実際紙に描いて、外枠にかかる端っこの部分の配置がこれでいいかなと確認しました。 最終的には描いた模様を刺し子していきますので、端っこの部分が刺しやすいかどうか(切れ目をもう少しずらした方がいいのかなど)実際に書いた模様をとにらめっこしながら考えてみました。

結論としましては、1センチ広げたサイズでいいなと思いましたので、紙に描いたそのままの配置とバランスで晒に描いていきました。

晒に描く上ではガイドライン線が必要になります。円状の型紙をそのガイドライン線に沿って置いて、クルッと描くためです。
工作用紙でカットした型紙を使って円を描いていくのですが、私はこのガイドライン線を見た時にある模様が浮かびました。

それは比翼井桁です。 比翼井桁の直線の部分がちょうどこの子持ち七宝のガイドライン線と同じパターンであることに気づきました。
ですので今回はその比翼井桁の直線部分を下敷きにして、 円を描いていきました。


(比翼井桁の) 斜めの線があるためわかりにくいという場合は改めて直線だけ書く(工作用紙に、または晒に直接)という方法もあるかと思います。
私はそのまま比翼井桁の工作用紙を活用しました。


今回はもともと作っていた円の型紙を使ったり、ガイドライン線に関しては比翼井桁の直線部分を活用しました。ですので「子持ち七宝」という模様に関しては初めてですが、ゼロからのスタートではないとも言えると思います。


刺し子糸は小鳥屋商店さんの糸2色を使って刺し子していこうと思っています。


ターコイズブルーのような色の16番とピンクの18番です。

odoriya.cart.fc2.com

ということで今回は子持ち七宝の模様を晒に書くまでの流れをざっくり説明してみました。
以上です。


枡刺しの針目の変化(2019年、2022年、2024年)

みなさんこんにちは。
今回は、枡刺しの刺し子ふきんの動画を配信しましたので、その内容をブログにまとめようと思います。
同じ刺し子糸で、同じ模様を刺し子しているのですが、2019年、2022年、2024年にそれぞれ刺したふきんの針目の変化について話をしています。


YouTube配信



今回配信したYouTubeはこちらになります。


www.youtube.com



配信内容



いつもは一つの模様を決めて、その刺し子ふきんが完成するまでを何回かに分けて動画にしています。
今回はちょっと違っていて、過去に刺し子したふきんの針目をじっくり見ていただきながら、その違いで感じたことを話しています。

結論を先に言いますと、2022年と2024年はあまり変わりはないです。
2022年の時点でこういうところを気にかけようというこだわりが確立されているのかなと(この模様に関しては)感じることができます。

一方、2019年と2024年を比較するとだいぶ変化が見られます。
2019年のふきんは裏をそこまで気にかけてないということが、針目を見るとわかってきます。自分で線を引いてのはじめて刺し子したふきんなので当然といえば当然ではあると思います。

2019年のふきんの裏

一方、2024年のふきんを見ると、針目のバランスが表と裏もほぼ同じように刺しています。
そして裏のクロスのバランス、ここをだいぶ気にかけているなということがわかります。

2024年のふきんの裏

これは模様刺しであり、なおかつ実線を自分で針目を決めて刺し子しているからこそ、より違いが見えてきます。

この実線を刺し子しています

この時期にはこういう仕立てをしていたんだな、とか、
この時期にはここにこだわるようになったんだな、とか。

手縫いだからこそ、より針目に現れています。その人らしい刺し子とか、手仕事だなということを実感します。

ちなみに2024年の針目を見ながら思ったことは。もしまた刺すのであれば、裏のクロスを控えめにしてなおかつバランスよく刺したいな、ということです。
次はこうしたいという思いが浮かんでくるので、本当に刺し子に終わりはないなぁと感じたりもします。

あと私の今の好みの刺し子ふきんとなりますと、裏も表も同じように模様がきれいに見えるふきんです。なので教科書的に言えば違うかもしれませんが、自分が刺し子していると表も裏も針目の間隔はだいぶ近いです。

どういう刺し子が好みなのかというのも、自分が刺し子を刺し続けた積み重ねたふきんがあるからこそ見えてくるのかなと思います。

それは必ずしも、自分の中だけで湧き上がってくるだけではなく、もしかしたらどなたかの刺し子ふきんを見ることによって、憧れだったり目標だったり、という感情がブレンドされて形作られるのかもしれません。

ということで今回は、2019年、2022年、2024年の針目を比較して感じたことについてお話ししてみました。
動画の最後の方では、次回の刺し子ふきんの模様についてもお話ししています。

以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その7

こんにちは、snowです。
十字花刺しの制作過程の動画を配信しましたので、その内容をブログにもまとめてみようと思います。

今回配信した動画でやっと十字花刺しを完成することができました!
ホッとしています☺️

YouTube配信



今回配信したYouTubeはこちらになります。

www.youtube.com


配信内容


動画の全体的な流れとしては
外枠を縁飾りをして、その後完成した刺し子ふきんを紹介しました。
縁飾りをするときの私が気にかけているポイント、また十字花刺しを刺し子をしてみての全体的な感想も話をしています。

まず、縁飾りで私が気にかけているポイントは2つです。
針を持つ時になるべくクルクルしない。
角をしっかり出すように気にかける。

1つ目の針をクルクルしないに関しては、針を持つ手を意識します。

クルクルしてしまうことで糸が絡まりやすくなることが心配なので、針を持つ位置を一定にすることを心がけています。

2つ目。角をしっかり出すことに関しては、動画内では図に書いて説明をしています。
外枠の針目の位置によって、縁を飾るときのポイントが変わってきます。
文章で説明するのは難しいので、このあたりは動画で確認していただければと思います。

前回柿の花、今回十字花刺しを刺し子することによって、一目刺しの良さを改めて実感しました。
一目刺しは糸が晒の上を均一に通っていきますので、より刺し子の本来の意味である布の補強を感じることができました。
刺し子すればするほどに晒が育っていく感覚を、実際の自分の手で感じることができてよかったです。

こちらが完成した刺し子ふきんです

また刺し子する過程において、縦横斜めの接点に関してどこまで気にかけるかが悩みどころではありました。
接点がきれいにつながればつながるほど、模様はきれいに浮かび上がります。
一方でそこを気にかければかける程に、運針のリズムを楽しむことが非常に難しくなる可能性も出てきます。

いろいろ考えつつ私が今回こうしようかなぁと思ったのは、
多少裏に隙間ができることも、ある部分では受け入れ、運針のリズムを楽しむように刺し子するということです。
そのため、この模様を選んだ時の想定よりは早く刺し子を進めることができました。

表のアップ
裏のアップ

とにもかくにも、完成するまで動画にできてホッとしています。

今回は紺系の落ち着いた糸で刺し子しましたので、次回は赤系の糸で刺し子をして雰囲気の違いを楽しみたいなとも思っています(まだ先だとは思いますが)。

以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その6

こんにちは、snowです。
十字花刺しの制作過程の動画を配信しましたので、その内容をブログにもまとめてみようと思います。
本当でしたら、今回の動画で完成するはずだったのですが、ある程度時間をいただいて話したいことがあったので、糸処理までにしました。

YouTube配信



今回配信したYouTubeはこちらになります⬇

www.youtube.com


配信内容



刺し子部分は全部刺し終わりました。
一通り洗って、乾かして、アイロンをかけています。
ですので、すでにプリントされていた模様は消えています。

また、周りをぐるっとこの字とじにしています。

糸切りバサミは私が気に入っている熊の糸切りばさみを使用しました。
私はくま吉くんと呼んでいます。

ぐるっと一周表裏と糸処理をしながら、今回は最近始めたライブ配信の話をしました。

ライブ配信は3月30日からスタートしました。
平日早朝の不定期朝6時半から7時に行っています。

なぜ始めたのかというのは、4月から私の生活環境が変わったからです。
また、YouTubeの投稿を始めて2年経ちました。
ここでさらに一つ挑戦することを増やしたかったというのもあります。

早朝の時間なのは、
スマホで配信しているので誰からも連絡が来ない安心できる時間だから、
何か機材トラブルがあったとしても人が見ているのが少ない時間帯だから、
私自身の生活のリズムを整えたいから
という理由になります。

内容は黙々と、その時に選んだ刺し子ふきんを刺し子しているだけのライブ配信です。
時折話したりもしていますが、基本は黙々と刺し子をしています。

収録の動画では刺し子しながら話すことが多いので、
ライブ配信では逆に黙々と刺し子をしようかなと思いました。

一緒に刺し子をしていただいたり、ながら見したり、自由にご活用いただけましたら幸いです。

十字花刺しのふきんの方は次回配信する動画で完成するのではないかと思います。
以上です。

ホビーラホビーレ(十字花刺し)その5

みなさんこんにちは、snowです。
十字花刺しのYouTubeを配信しましたので、今回はその内容をブログにまとめようと思います。

動画を見ていただければわかるのですが、だいぶゴールが近づいてきました。
この模様を選んだ時は、正直完成までいけるかなと心配だったのですが、思ったよりスムーズに刺し進めることができました。
柿の花より早く進んでいることが、自分でもビックリでした。

YouTube配信



今回の動画はこちらになります⬇︎


www.youtube.com



配信内容



動画では前回の動画の振り返りを話して、その後、斜めの続きを刺し子しています。

途中で挫折してしまったふきん



刺し子をしながら、過去に挫折した刺し子ふきんの話になりました。

挫折した理由の一つとして挙げられるのが、私の場合は糸の太さでした。
(何度も挫折はしています。今回はあくまで一例として糸の太さに関する要因をあげました。)

今回十字花刺しで使用した刺し子糸は何度も使ってきた糸です。
なので、引き加減もある程度わかった上で刺し進めることができます。

一方で、今回の糸以上に太い刺し子糸、もしくは使い慣れていない糸だと、引いた時の加減が分からず、ストレスに感じました(これはあくまで当時を振り返っての話です)。

結局「これはちょっと・・・」と思って挫折してしまいました。

今思えば、晒の持ち方、動かし方を工夫すれば針を引くときのストレスは軽減できたかと思います。

今だったらなんとなく想像がつくんですけどね。
糸の太さで挫折してしまったのは、4年くらい前の話です。


刺し子についてのYouTube配信



あとは、
YouTubeで刺し子の配信を続けていく中で思うことも、後半では話しています。

私は自分が楽しいと思えることを動画にしていきたいと思っています。
また、私は刺し子をしながら話すタイプの動画を投稿しています。手を動かしつつ話すことによって、それは記録となり、少なからず自分の記憶の中にも残りやすいです。

話していることの方が後から思い出しやすいです。
あの時こういうことを気にかけながら刺し子したなとか、それを動画で話したなとか、頭に浮かんだりします。
それは過去の積み重ねを今後に活かすためにはとても役立つことではないかなと思っています。

(今回はたまたまYouTubeをやっていたから思ったことという文脈で話しましたが、私は刺し子用のノートもあります。例えばそういうノートに気づいたことを記録しておくことも一つの方法だと思います。)

あとは話し続けてきたことによって、自分の好みの傾向がわかってきた気がします。

私は一つの模様とじっくり向き合いながら、自分が納得できる刺し子ふきんを作り上げていくことがとても好きです。
いろいろ考え、試行錯誤していく過程も好きです。

話し続けることによって、より明確になってきました。

引き続き楽しみながら刺し子をやっていきたいと思います。
以上です。