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好きな刺し子についてのブログです

雪形亀甲の刺し子ふきんが完成しました

以下は2022年12月にワードプレスに書いた記事をうつしたものです。

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こんにちは、snowです。
雪形亀甲の刺し子ふきんが完成しました。

雪形亀甲の刺し子ふきん


雪形亀甲のふきんが完成するまでの経過を以下にまとめておきます。

雪形亀甲を選んだきっかけ


だんだん季節的に寒くなってきたのでこの模様がなんとなく頭に思い浮かびました(それは11月の時点でのことです)。
また今まで刺したことがない模様に1ヶ月か2ヶ月に1回は挑戦したいと思っていて、雪形亀甲はまだ刺したことがなかったので選びました。

使用した刺し子糸


ぐりグらさんの単色細糸(青灰)
item.rakuten.co.jp


模様の参考文献


「ちくちく、かわいい刺し子の花ふきんと小もの モダンでキュートな伝統柄32」

こちらには斜方眼からの図案が載っています。


「刺し子の文様とこもの 伝統的な文様やアレンジ文様を92種紹介」

こちらには方眼からの図案が載っています。

雪形亀甲の完成写真


雪形亀甲の刺し子ふきんの、完成した写真です。

YouTubeで制作過程を配信


今回は3回にわけて音声ありの制作過程の動画を投稿しました。

ほぼ刺し子のことしか話していませんが、1本1本の動画が30分前後になっています。ポイントとなる所には毎回できるだけチャプターをつけるようにしていますのでご活用ください。

①晒に図案を描くまで


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参考文献をもとにA4用紙でまず練習し、模様の配置を考える過程を話しています。

また、後半は図案を描くときに使用した道具についても話しています。やたらとモノグラフのシャープペンについて語っています。

②刺すルートの試行錯誤


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前半は刺すルートをあれこれ考えて、後半は刺し子しつつ交点を刺す時のポイントについて話しています。
自分の刺し方の好みや、刺し子する上での効率の良さ(どれだけ糸を切らず長くさせるか)などを考えたうえでルートを考えてみました。

ただ初挑戦の模様でもありますので、いったん刺してみたものの、次回刺す時はまたルートを変えたりする可能性もあります。
また今回は1色だったのでこの刺し方でも良かったかもしれませんが、2色で刺すことになれば今回の刺し方では難しかったりもします。

このあたりを臨機応変に考えつつ、そのつど変えながら刺すのも私は楽しみだったりもします。

③雪形亀甲のふきんが完成するまでの動画


www.youtube.com


実際に完成させるところまでを動画にしました。

刺し子をしながら針目の間隔や目安、刺してみての感想を話しています。また最後にこれから刺し子で挑戦したいことについて話しています。

雪形亀甲を刺し子してみての感想


雪形亀甲は刺し順をある程度考える必要がある模様です。

例えば花七宝のふきんですと迷いようがないというか緩やかな1本道でずーっと行けます。でも、雪形亀甲は一部分はそうできたとしても、進めていくと必ずどこかでは切らざるを得なかったり、晒と晒の間に糸を通したりする箇所が出てきます。

もし私が刺し子を始めた頃に(2019年より前)今回と同じような感じで挑戦していたら、もっともっと迷って進みにくかったのではないかなと思います。

でもだからこそ、やりがいがある模様でもあると思います。刺し順がいかようにでも考えられるからこそ、そこが楽しみでもあるとも言えます。また今回は1色で刺しましたが、2色にすればまた難易度があがるので、さらに挑戦し甲斐がある模様でもあると思います。

また今まで麻の葉模様をたくさん刺してきたからこそ、雪形亀甲の交点の部分の刺す感覚がつかみやすかったなと思いました。たとえ刺したことがない模様であっても、過去に刺してきた模様のどこかしら何かしらが生かされることがあるんだなと実感することができました。

以上です。ではまた。