ほどよい日々を過ごしたい

好きな刺し子についてのブログです

子持ち七宝その1

みなさんこんにちは。
今回から子持ち七宝の刺し子ふきんを作っていきます。
youtube に制作過程を配信しましたので、その内容をブログにもまとめていこうと思います。

子持ち七宝は「刺し子のきほん」を参考にさせていただきました。


youtube 配信



今回配信した youtube はこちらになります⇩

www.youtube.com


配信内容



今回はこちらの模様の1回目の動画ですので、模様を晒に写すまでのざっくりとした流れを話しました。
私は初めて刺し子する模様に関してはプロジェクトペーパーに実際のサイズに描いてみることが多いです。

なぜなら・・・、
一回紙に描いて全体的な雰囲気を見たい。
晒に描く前の練習になる(うっすら方眼があるので描きやすい)。
模様の配置やバランスを考えたい(必ずしも本と同じサイズを晒に写すわけではないですので)。
このような理由でいったん紙に描いています。

プロジェクトペーパーは1枚半使います(B4サイズです)。
1枚だけで実際のサイズを描くとおさまりきりません。そのため、半分に切った紙を5mm方角のパターンを崩さないようにテープ糊で貼り付けて継ぎ足しています。

今回は本の模様よりも全体的に1センチ広げたサイズにしました。 それを実際紙に描いて、外枠にかかる端っこの部分の配置がこれでいいかなと確認しました。 最終的には描いた模様を刺し子していきますので、端っこの部分が刺しやすいかどうか(切れ目をもう少しずらした方がいいのかなど)実際に書いた模様をとにらめっこしながら考えてみました。

結論としましては、1センチ広げたサイズでいいなと思いましたので、紙に描いたそのままの配置とバランスで晒に描いていきました。

晒に描く上ではガイドライン線が必要になります。円状の型紙をそのガイドライン線に沿って置いて、クルッと描くためです。
工作用紙でカットした型紙を使って円を描いていくのですが、私はこのガイドライン線を見た時にある模様が浮かびました。

それは比翼井桁です。 比翼井桁の直線の部分がちょうどこの子持ち七宝のガイドライン線と同じパターンであることに気づきました。
ですので今回はその比翼井桁の直線部分を下敷きにして、 円を描いていきました。


(比翼井桁の) 斜めの線があるためわかりにくいという場合は改めて直線だけ書く(工作用紙に、または晒に直接)という方法もあるかと思います。
私はそのまま比翼井桁の工作用紙を活用しました。


今回はもともと作っていた円の型紙を使ったり、ガイドライン線に関しては比翼井桁の直線部分を活用しました。ですので「子持ち七宝」という模様に関しては初めてですが、ゼロからのスタートではないとも言えると思います。


刺し子糸は小鳥屋商店さんの糸2色を使って刺し子していこうと思っています。


ターコイズブルーのような色の16番とピンクの18番です。

odoriya.cart.fc2.com

ということで今回は子持ち七宝の模様を晒に書くまでの流れをざっくり説明してみました。
以上です。